子どもの好き嫌いの原因7選
- 鈴木 ひかり 管理栄養士
- 6月7日
- 読了時間: 6分
更新日:6月9日

管理栄養士鈴木ひかりです☺
いつもご覧いただきありがとうございます。
ゆる楽ごはんでカラダもココロも健康に。
食を通して「生きる力」を育むお手伝いをしております。
今日は子どもの好き嫌いのお話。
Instagramの投稿で1つずつまとめていた
子どもの好き嫌いの原因。
Instagramに書ききれなかったことをプラスして一挙まとめます!
1.本能的に苦手な味はコレ
甘味・塩味・苦味・酸味・うま味
5つの味のうち
子どもが苦手な味は
/
「苦味」と「酸味」
\
苦味は「毒」が存在していることを知らせる
警告の味。
酸味は腐っている「腐敗」を知らせる味。
そして
果物や野菜が熟していない「未熟」を知らせる味。
これは脳が本能的にそう認識するのです。
だから苦手な味なのです。
そして多くの野菜に苦味が含まれています。
なので野菜が苦手な子が多いのです。

2.噛みにくいたべもの
肉
えび
いか
きのこ
こんにゃく
これらは
かたかったり
弾力があって
噛みにくいのです。
もしかしたら噛みにくくていやなのかも。
小さく切ったりして食べさせるのもひとつですが
噛む力を付けていくには
刻みすぎないのも大切です。
お肉は片栗粉を付けてゆでたり
沸騰直前の湯でゆでると
かたくなりすぎすおすすめです💡
しいたけやエリンギのような弾力のあるきのこは
薄切りでOK!!
まずは食べる調理法で食べさせてどんな食材か、どんな味がするのか、どんなにおいなのかなど知ってもらうのがおすすめです♪

3.パサパサしたたべもの
パン
いも
たまごの黄身
これらは唾液を吸います。
/
唾液を吸うとなぜ飲み込みにくいのか
\
たべものは口の中で唾液と混ぜ合わせて
塊を舌の上で作って
飲み込みます。
唾液を吸うと塊を作りにくく
まとまりきれず
飲み込みにくくなってしまうのです。
なので
水分をプラスすると飲み込みやすくなりますよ✨
例えば
たまごの黄身ならマヨネーズと混ぜたり
食パンはフレンチトーストにしたりすると
食べやすいですよー👌
さつまいもは焼き芋だとしっとりしているかなということと
あとは品種がホクホクタイプとねっとりタイプとあるので
ねっとりタイプの「安納芋」や「紅はるか」がおすすめです。

4.ペラペラしたたべもの
レタス
わかめ
のり
ほうれん草や小松菜等の青菜
これらは
/
口の中でひっつきやすい
\
舌にひっついたり
上顎にひっついたりと
口の中でひっついて
まとまりにくくて
飲み込みにくいのです。
加熱したり
刻むと
飲み込みやすくなります✨

5.におい
牛乳や一部の野菜なと特徴的な臭いが苦手な人がいます。
牛乳はクリームシチューやグラタンなど加熱する料理に使ったりするのがおすすめ!
野菜は好きな味付けにしたり調味料を使うのがおすすめです。

6.色
見た目の色で判断して食べない人がいます。
よくあるのは「緑」
緑は野菜や果物が「未熟」であることを示すサインです。
そのため本能的に苦手と判断します。
他にも白いごはんが好きといった「白」で判断する子もいます。
好きな色の場合は好きな色を中心に。
苦手な色がある場合は…
正直悩ましいです。
色は隠せません。
好きな料理や好きな味付けにしたり
大人が食べる姿を見せたり
興味をもつきっかけ作りが大事です。

7.初めて見るもの
初めて見るものはどんなものかわからず不安になります。
食べてみて安全だこんな味なんだとわかると食べ物と認識します。
初めて見る食べ物に対しては、まず恐怖心をもち、警戒する行動様式を「新奇性恐怖」と呼ばれています。
「食わず嫌い」ともいわれていますね。
子どもだけでなく、大人の私たちにもあるものです。
まずはその食べ物をしってもらうこと
大人が食べてどんな味か、どんな食感か、どんなふうに食べているか見せていくことが大事です。

8.子どもの好き嫌いタイプ診断
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正直好き嫌いで「これをしたら食べる!」みたいな方法がないです。
例えば本やインターネットで「ピーマン嫌いの子にこうしたら食べる!」と書いてあっても
うちの子に当てはまるかというと
当てはまる場合もあるし
当てはまらない場合もあります。
当てはまらないときはもうパニックです。
まずは何が苦手なのか。
どうして苦手なのか。
原因を探りつつ
噛む力がつくと解決するかもしれない。
噛む力をつけるため
大きめにしたり
歯ごたえを残したり
その食べ物について知ると食べようと思うかもしれない。
育てたり
絵本を読んだり
一緒に作ったり
食べる姿を見せたり
食べるきっかけの種まきが大事です。
いつか必ず実を結びます。
それがいつかは皆さん知りたいところですが
いつかはお子さん次第です。
幼児期は好き嫌いの多い時期です。
学童期になると思考が固定してきて落ち着いてくることが多いです。
あとはトラウマになって嫌いになることがありますので
無理やり食べさせることはNG
楽しいのが一番です。
食べる人も
作る人も
食事が楽しく迎えられますように♡
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ご質問がありましたら
までお知らせください。
ご覧いただきありがとうございました♡

管理栄養士 鈴木ひかり
管理栄養士歴15年
元行政栄養士(岡崎市保健所にて勤務)
離乳食相談件数1,800件以上
幼児食相談件数1,700件以上
【子どもの食の困りごと】
偏食、好き嫌い、少食、食べむら、
遊び食べ、噛まない等
様々なお悩みをその子その人に合わせた相談にお応えしています。
とよた女性の起業できますproject.ビジネスコンテスト2022審査員特別賞受賞
GIRAFFES JAPAN セミファイナリスト
豊田市育児健康相談・離乳食教室・親子食育講座等講師
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