離乳食を卒業したと思ったら「幼児食」
さてさて、どうしたらいい?
あれ?前までは食べていたのに食べなくなってどうしよう!
好き嫌いでてきて困ったー!!
なんてときありませんか?
いや、そもそも最初から食べんし…
なんて子もいるかもしれません。
家族がどのように対応するかで、
今後その子がその食べ物を嫌いのままかどうか決まると言っても過言ではありません。
ではでは、どんな対応がNGなのか、ではどうするといいのか、お話ししていきます。
「無理やり食べさせる」はNG
こんな感じな状態ですね。
私の講座に参加してくれた方や、Instagramをご覧の方はご存じかもしれませんが、
「無理やり食べさせる」のはNG!!
例えば…
「このピーマンを全部食べるまで席を立っちゃダメ」
とか
「このお皿を空っぽにしたらごちそうさまだよ」
とか
お子さんは食べたくないのに食べさせるよう促す。
これは無理やり食べさせることになっています。
実例がありまして、
以前の職場で実習に来ていた栄養士学生さん。
「父にピーマンを残さず食べるまで席を立つなと言われ、今でもピーマン苦手で…
見ると当時を思い出して食べられません」
そう!!
無理やり食べさせる=嫌な記憶になる=トラウマ
食事そのものも楽しくなくなっちゃうパターンです。
いいことありません。
なので無理やり食べさせることはやめてくださいねー!
では、どうしていったらいいんでしょう?
ポイントは 3 つ!!
少量でいいので子どもの分も出す
食べ物に触れる
食べ物を知る
では一つずつ詳しくお話ししますね。
1.少量でいいので子どもの分も出す
苦手なものを少量お子さんの分も用意する。
「どうせ食べないから…」といって食卓に出さなくなると
見る機会も食べるきっかけもなくなってしまいます。
お子さんの苦手なもの、お父さんやお母さん、家族が食べるときだけでいいです。
ぜひ少しだけ出してあげてください。
そしてお父さんやお母さんが食べる姿を見せてあげてください。
余裕があるときは「黄色いトマトだよ」「こんな味がするよ」「シャキシャキするね」
・食べ物の名前
・色
・味
・食感
・におい
などを会話にすると、その食べ物に興味をもつきっかけになりますよ☺
2.食べ物に触れる
「ホンモノに触れる」ってとても刺激になるし、
その食べ物を知るために、とても大事。
・買い物で選んでもらう
・買い物かごに入れてもらう
・調理をする
・育てる
・収穫する
などなど
ホンモノに触れる経験、
すぐ
「バ―――ン!!!!!」
と食べるようになれたらいいのですが、
積み重ねでチリツモな感じで
触れれば触れるほど
興味をもつきっかけになり
「食べてみようかな」
そんな気持ちが育ちます。
ゆるゆるとやれることからやってみてくださいね☺
3.食べ物を知る
知らないから怖い、だから食べない。そんなこともあります。
「未知の世界」って怖いくないですか?
社会人なりたての頃
初めての職場はめっちゃ緊張してドキドキしたのを覚えています。
そんな感じで超緊張するわけです。
知るっていろいろな方法があります。
先ほどの「触れる」ということも知る。
図鑑や絵本から知ることもありますし。
お父さんやお母さん、お友達、先生、農家さんなどなど
人から聞くお話。
お子さんが小さいうちは「触れる」「絵本」がおすすめです。
すみません、個人的な意見です。
うちの子、自閉症がありますが、
加熱が足りないたまねぎや噛みにくいものなどは苦手ですが
ものすごく困る!!という好き嫌いはありません。
それも家庭菜園で育てているからかな、なんて思ってます。
嫌いだったネギも
収穫してから食べるようになりました。
「どうせ食べないでしょ」と思いながら
お皿に盛り付けていたら
ネギを収穫した日はお皿が空っぽになっていたんですよね。
親がびっくり(笑)
写真/苦手なものは母の口に詰め込めタイプの私(笑)
食べることが好きだからということもありますが、
食べ物の絵本がかなり反応が良い娘でした。
絵本についてもまたまとめますね!!
そんな感じで
まずは好き嫌いがあっても「無理やり食べさせるのはNG」
食べ物に触れたり、知ったり。
「食べてみようかな」そんな気持ちを育てるきっかけ作り
やれる範囲でやってみてくださいね♪
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