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【管理栄養士が解説】5月でも要注意!食中毒とは?種類・症状・予防の3原則まとめました


ブログタイトル


管理栄養士 鈴木ひかりです。


「食べたらなんとなくお腹が痛い…これって食中毒?」

と心配になったことはありませんか?

食中毒は、梅雨〜夏にかけて特に多くなりますが、冬にも発生します。

今回は、食中毒とはどんなものか、原因や症状、そして予防の3原則をまとめました!

毎日の食事をより安心して楽しむための参考にしていただけたらうれしいです。


このブログでわかること


1.食中毒とは?


食中毒とは、有害な細菌・ウイルス・寄生虫・化学物質などが含まれた食べ物や水を口にすることで起きる健康被害のことです。

症状は腹痛・下痢・嘔吐・発熱などが代表的で、軽症で済むこともあれば、重症化して入院が必要なケースもあります。

「食べてすぐ」ではなく、数時間〜数日後に症状が出ることも多いので、「あの食事が原因かも?」と気づきにくいこともありますよね。

厚生労働省の報告では、毎年2,000件前後の食中毒事件が発生しています。

特に6〜9月の夏場と、11〜3月のウイルスが活発になる冬場に多い傾向があります。


2食中毒の主な種類・原因食品・症状


では具体的な食中毒菌・ウィルス、原因食品や主な症状、潜伏期間についてです。

実は食後すぐ症状が出るものもあれば、数日経過して症状が出てくるものもあります。

賞状が出た際、原因の食べ物を見つける参考になればと思います。


※表は横にスライドできます

種類

主な原因

原因食品

主な症状

潜伏期間

サルモネラ菌

細菌性

加熱不足の卵・肉・魚料理など

おう吐、腹痛、下痢、発熱

6~48時間

カンピロバクター

細菌性

など加熱不足の鶏肉・牛肉。生肉から野菜への二次感染あり。

下痢、腹痛、発熱、頭痛、おう吐、吐き気

2〜7日

腸管出血性大腸菌(O157など)

細菌性

牛肉(特に生食)・野菜など

激しい腹痛、下痢、下血など。重症による死亡する恐れあり

3〜8日

黄色ブドウ球菌

細菌性

(毒素型)

おにぎり・サンドイッチ・弁当など。

加熱後に手作業を行うものに多い。

吐き気、おう吐、腹痛

(発熱はない)

1〜6時間

ウェルシュ菌

細菌性

(芽胞)

カレー・シチューなどの大鍋料理

腹痛・下痢

6~18時間

ノロウイルス

ウイルス性

カキなどの二枚貝、手指等からの二次汚染

おう吐、激しい下痢、腹痛

1~2日

アニサキス

寄生虫

サバ、サンマ、アジ、イワシ、ヒラメ、サケ、カツオ、イカ等の海産魚介類の刺身、冷凍処理をしていないシメサバなどの加工品

みぞおちの激しい腹痛、吐き気、嘔吐

数時間~10数時間

フグ毒・キノコ毒

自然毒

フグ・毒キノコ

しびれ・麻痺など(重篤)

数十分〜数時間


【参考】

ノロウィルスのブログをチェック

3.食中毒予防の3原則


食中毒を防ぐための基本が「つけない・ふやさない・やっつける」の3原則です!


つけない(清潔)

食中毒の原因菌・ウイルスを食べ物に付着させないことが大切です。

手洗いは最重要!石けんを使って20秒以上しっかり洗いましょう。

調理器具・まな板は用途ごとに使い分けると安心です。

生肉・魚・卵を触ったあとは手をすぐ洗う習慣を。


ふやさない(迅速・冷却)

細菌は温度と水分があると急速に増殖します。

食品は10℃以下で保存し、室温に長時間放置しないことが大切です。

調理したものはすぐ食べる、残ったものは冷蔵・冷凍保存を!

冷蔵庫は詰めすぎず、70%以下の容量が目安です。


やっつける(加熱)

ほとんどの細菌・ウイルスは加熱によって死滅します。

食品の中心部が75℃・1分以上になるようしっかり加熱することが基本です(ノロウイルスは85〜90℃・90秒以上)。

電子レンジ加熱は加熱ムラができやすいので注意が必要です。


[お弁当の食中毒予防のポイントはこちらのブログをチェック]

お弁当の食中毒予防はこちらをチェック

【参考】


4.もし食中毒になってしまったら


食中毒が疑われる症状(腹痛・嘔吐・下痢・発熱など)が続く場合は、

早めに医療機関を受診してください。

自己判断で下痢止めを飲むのは、菌や毒素の排出を妨げることもあるので、

医師に相談してから判断するのが安心かなと思います。

菌を体の外に出すことが大事です。

また、水分補給はとても大切です!基本はお水でよいですが

激しい嘔吐・下痢で失われた水分と電解質を補給する場合は

経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ飲みましょう。


食中毒は、原因菌やウイルスを「つけない・ふやさない・やっつける」の3原則を守ることで、多くの場合予防できます。

毎日の手洗い・保存温度・加熱をしっかり意識して、食卓の安心をつくっていきましょう!少しでもこの記事がお役に立てたらうれしいです♡



ご覧いただきありがとうございました!



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管理栄養士鈴木ひかりの写真

管理栄養士 鈴木ひかり


  • 管理栄養士歴16年

  • 元行政栄養士(岡崎市保健所にて勤務)

  • 子どもの食事相談数4,000件以上


【子どもの食の困りごと】

偏食、好き嫌い、少食、食べむら、

遊び食べ、噛まない等

様々なお悩みをその子その人に合わせた相談にお応えしています。



とよた女性の起業できますproject.ビジネスコンテスト2022審査員特別賞受賞

GIRAFFES JAPAN2024 セミファイナリスト


豊田市親子食育講座講師


【鈴木ひかりの運営事業】

日々の情報発信はInstagramで行っております


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