【保存版】日本の柑橘図鑑|甘さ・酸味・香り別ぴったりの品種を選ぼう
- 鈴木 ひかり 管理栄養士
- 4月7日
- 読了時間: 6分
更新日:4月9日

日本には多種多様な柑橘がある
柑橘類といえばみかんやレモンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、日本にはたくさんの種類の柑橘があります。
今回は、日本の柑橘を「甘さ」「酸味」「香り」の特徴ごとに分類し、それぞれの違いと楽しみ方を紹介します♪
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1.甘味が強い柑橘
温州みかん
日本を代表する甘みの強いみかん。
皮が薄く、むきやすくて食べやすいのが特徴。
収穫時期の速い順に「ハウスみかん」「極早生(ごくわせ)みかん」「早生(わせ)温州」「普通温州」の4つに大別されます。
その中でも細かく品種が分類されますが、品種名ではなく地域の名前をブランド名として販売されることが多いです。
全国各地で作られていますが、和歌山県、愛媛県、静岡県の順に収穫量が多い。
不知火(しらぬい)
甘みと酸味のバランスがよく、ジューシー
頭のでっぱりが特徴的ですが、平らなものもあります。
※でこぽんは不知火の中でも光センサーを通して一定の基準(糖度13度以上、酸度1%以下)をクリアしたもので、JAから出荷されるものだけが「デコポン」として販売されています。
ポンカン
甘みが濃厚で、香りも豊か。皮は薄く、手で皮がむけるためそのまま食べられる。 大きさは温州みかんのLサイズぐらい。
せとか
とろけるような果肉と強い甘み♪サイズはみかんのLサイズより少し大きめ。 手で皮をむいて食べられるが、果肉がぎっしる詰まっているので、ナイフでくし形にカットすると見た目が映えます。その場合、外皮だけ向いて食べれOK!
甘平
ぷちぷち食感の果肉が特徴。サイズはみかんのLサイズより少し大きめ。
手で皮をむいて食べられます。
2.酸味が強い柑橘
伊予柑(いよかん) 甘酸っぱく爽やかな風味、大きめの果実。果汁は多め。
外皮は手で向けますが、硬い場合はナイフで切れ目を入れてからむくのがおすすめ。
内皮も厚いので手でむいてから食べましょう。 愛媛県が特産。

文旦(ぶんたん) 甘酸っぱく爽やかな風味、大きめの果実。
ぷりぷりした食感が特徴。皮が厚いため、日持ちができる。 外皮はナイフで切れ目を入れてからむくのがおすすめ。 房は芯の中心部分に切れ目を入れるとむきやすくて食べやすいです。 土佐文旦が有名。高知県が特産。
夏みかん 強めの酸味が特徴、さっぱりとした味わい。
皮は厚め。果肉はプチプチ食感。皮をマーマレードなどジャムにして食べることも。 秋頃に実るが、酸味が強いため、収穫をせずにそのまま年を越し、熟成させて酸を抜いてから収穫されます。4月~5月頃が収穫時期。
酸味が少ない「甘夏(あまなつ)」があります。
河内晩柑(かわちばんかん) グレープフルーツのような爽やかな酸味。 文旦の血を引くとされる。 収穫時期が遅い柑橘で河内生まれなことから名づけられた。
さっぱりとしてさわやかな香り。和製グレープフルーツとも言われるが、苦味はほとんどない。愛媛県で収穫量が多い。
レモン すっぱい柑橘の代表格!国産もよく見るようになりました!
最近よく見る「マイヤーレモン」はオレンジとの自然交雑種で生まれたと言われています。少し丸みがあり、果皮の色もオレンジ色、少し小ぶりなのも特徴的。一般的なレモンに比べて酸味が少なくまろやかです。
八朔(はっさく) ぷりぷりの果肉、サクサク食感。果汁は少なめだけどさわやかな香り。さっぱりスッキリした酸味が特徴。
外皮はナイフで切れ目を入れてからむくのがおすすめ。房も1つずつむきますが、果肉がしっかりしているので比較的向きやすいです。
3.香りが強い柑橘
ゆず
強い香りが特徴、料理や調味料に活用。
果肉や果汁より皮の方が香りが強い。
高知県が特産。
すだち
爽やかな香りがあり、和食や焼き魚にぴったり。
徳島県が特産。
かぼす
まろやかな酸味と香り、鍋料理や焼き魚に合う。
大分県が特産。
シークヮーサー
沖縄特産、独特な香りとさわやかな酸味が特徴。
じゃばら
花粉症対策として注目される柑橘、独特な風味。
4.その他特徴的な柑橘
金柑(きんかん)
ピンポン玉サイズの小さな柑橘。 果皮と果肉を一緒に食べるものとか日だけ食べるものがある。 甘酸っぱくほのかな苦みもある。 あと種がある。そのまま丸かじりがおすすめ。
晩白柚(ばんぺいゆ)
大きさと重さはトップレベル!世界で一番大きい柑橘とも言われています。
直径20cm、重さは約2kg!!大きいほど価値が高くなります。
果肉はプリッとサクサク食感。苦味やえぐみは少なく、甘味と程よい酸味が楽しめます。外皮は驚くほど分厚いですが、黄色い皮は柑橘ピールやマーマレードに、白いワタの部分は砂糖で煮たり砂糖漬けにして食べられます。
熊本県が特産。
日向夏(ひゅうがなつ) 爽やかな酸味が特徴で、皮の白い部分にも甘みがあるのが他の柑橘にはない珍しい特徴。リンゴのように皮をむいて白い皮と一緒に食べる。 宮崎県が特産。
5.柑橘の楽しみ方
そのまま食べる
ジュースやスムージーにする
料理に使う
ジャムやマーマレードにする
柑橘の種類によって楽しみ方がいろいろありますね!
今年初めてゆず塩麴を作りましたが、ものすごく良かったです!美味しくて感動しました!
そして柑橘についてまとめていたらよだれが出てしょうがないです(笑)
日本には多くの柑橘があり、それぞれ甘み・酸味・香りに特徴がありますので
ぜひ自分のお気に入りの柑橘を見つけて、旬の味を楽しんでみてください!

管理栄養士 鈴木ひかり
管理栄養士歴15年
元行政栄養士(岡崎市保健所にて勤務)
離乳食相談件数1,800件以上
幼児食相談件数1,700件以上
【子どもの食の困りごと】
偏食、好き嫌い、少食、食べむら、
遊び食べ、噛まない等
様々なお悩みをその子その人に合わせた相談にお応えしています。
とよた女性の起業できますproject.ビジネスコンテスト2022審査員特別賞受賞
GIRAFFES JAPAN セミファイナリスト
豊田市育児親子食育講座等講師
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