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畑に来る身近な野鳥11選|畑を楽しむ自然観察のポイント

更新日:6月16日

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食情報の専門家 管理栄養士の鈴木ひかりです。

ご覧いただきありがとうございます!


こんな経験はありませんか?

「畑で作業していたら、ふと見たことのない鳥がやってきた」

「空を見上げると、ヒバリがぴーちくぱーちくとにぎやか」

そんなふうに、畑ではたくさんの野鳥たちに出会えます。


自然の中で暮らすと、「季節のうつろい」を肌で感じる瞬間が増えます。

野菜の成長はもちろん、野鳥の声や姿にも春夏秋冬が映し出されるかなと感じています。

特にに春、ウグイスの鳴き声が聞こえてくると「今年も来たな」と嬉しくなります。

この記事では、畑でよく出会う野鳥たちを紹介しながら、自然とふれあう楽しみをご紹介していきます。


畑でよく見かける野鳥たち11選


1.ハクセキレイ


白いほっぺが目印で、トコトコ歩いて、止まると尾がピコピコ動いて可愛い鳥です。

畑でトラクターで土を起こすと必ずと言っていいほどやってきます。

駐車場や道端など市街地でもよく見かけます。

鳴き声は「チュチュッ、チュチュッ」と可愛らしい感じ。

ハクセキレイ
ハクセキレイ

2.セグロセキレイ


ハクセキレイとよく似ているけれど、ほっぺも黒いのがセグロセキレイ。

ハクセキレイと同じで着地の時や止まると尾がピコピコ上下に動いて可愛いです。

鳴き声は「ジュジュッ、ジュジュッ」

実は数が減少していて、絶滅危惧種並みのペースで急速に減少しているようです。

(環境省の絶滅危惧種の基準となるのが年間減少率3.5%:セグロセキレイは8.6%)

セグロセキレイ
セグロセキレイ

3.ヒバリ


畑や田んぼの上で「鳥の鳴き声が聞こえるな」「騒がしいな」と思って空を見上げるとよくヒバリが飛んでいます。

頭のかんむりが特徴的。

空を飛びながら鳴いていて、翼はバタバタとしながら「ピーチュル、ピーチュル」長く泣いていますが、「ピーチクパーチク」鳴いている印象です(笑)


ヒバリ
ヒバリ
ヒバリの鳴き声

4.ウグイス


春になると「ホーホケキョ」と鳴き声は聞こえますが

姿はなかなか見つかりません。

春の初めだと「ん?」と思うような、鳴き方練習中?のような声ですが

日に日に上手になっていくのも面白いです。

ウグイス
ウグイス

5.モズ


スズメより一回り大きい大きさ。

鳴き声は「キチキチキチ」「ジュンジュン」と鳴くことが多いですが

漢字だと「百舌」他の鳥の鳴き声も上手です。

こちらは雄で、メスは目のところが黒色ではなく褐色。

肉食なので小鳥もとらえたりします。

バッタやカエルの獲物を串刺しにする習性があり、「モズのはやにえ」と言われています。

モズ
モズ
モズ捕食の瞬間
モズの鳴き声

6.ヒヨドリ


頭がちょっとぼさぼさに見えるかんむり頭と茶色いほっぺが特徴的。

鳴き声は「ヒーヨヒーヨ」とその名の通りヒヨヒヨ鳴きます。

畑や果樹をやっている人にとっては天敵!!

ベリー類は狙われ、キャベツや葉物野菜なんかも綺麗にやわらかい部分だけ食べていったりしますので、マジ来ないでってなります。

鳥よけネットをしたりして対策します。

冬は毛がもこもこして丸っこくてかわいいんですけどね…

ブルーベリーなんか持つついていきますのでやることは可愛くないです(笑)

ヒヨドリ
ヒヨドリ
ジュンベリー泥棒

7.イソヒヨドリ


その名の通り海岸の崖地にいることが多いのですが

畑で見ることもあります。

色鮮やかな青色と綺麗なオレンジ色のお腹はオス。

メスは全体が灰褐色で背中はおなかより黒っぽく鱗模様。

人工的な建物を崖に見たたて生息することもあるんだとか。

鳴き声はかなり美声とのこと。

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ
イソヒヨドリ目撃写真
イソヒヨドリ目撃写真

8.シジュウカラ


白いほっぺに黒いネクタイが特徴。

平地から林に住むけれども、市街地や住宅街でもよく見かけます。

鳴き声は「ツーピー」「ツツピー」

「ジュクジュク」とにごった独特な声もする。

シジュウカラ
シジュウカラ

9.メジロ


目の周りが白いから「メジロ」

鮮やかな黄緑色で、花の蜜や甘いものが好きで、時々姿を見せてくれます。

※ウグイスは全く見つかりません笑

さえずりはすごく美しいですが、複雑で言葉に表せません。

が、覚えると「あ!この鳴き声はメジロだ!」わかるようになります。

シジュウカラ
シジュウカラ

10.スズメ


たまに畑にやってきて土を突っついて虫を食べております。

稲や麦の穂も食べてしまうので、田んぼをやられている方やバケツ稲をやる方は実り始めたらスズメに注意です。

「ちゅんちゅん」鳴いております。

可愛いスズメですが、実はセグロセキレイと同じで数が減少していて、絶滅危惧種並みのペースで急速に減少しているみたいです。

(環境省の絶滅危惧種の基準となるのが年間減少率3.5%:スズメは3.6%)

私が住んでいる豊田市はよく見るので実感がわかないのですが、街中ではあまり見かけなくなったようです。

シジュウカラ
シジュウカラ

11.キジ


日本の国鳥!キジ!!

豊田ではよく見ます(笑)

山の方の畑でも見たことありますし

畑や田んぼのあぜ道をトコトコ歩いていたりします。

先日は畑の草むらから卵を発見しました!

研修の先生や仲間の話では

「卵料理にするとおいしい」

「親鳥もおいしいよ」

と教えていただきましたが

捕獲規制はありますので捕っちゃだめですよ(笑)

鳴き声はももたろうでご存じかもしれませんが「ケーンケーン」と鳴きます。

シジュウカラ
シジュウカラ
キジの卵
キジの卵

12.畑での野鳥観察をもっと楽しく


「畑に行くのが楽しみになる」きっかけの一つが野鳥です。

山に行っても鳥は楽しみのひとつですが、畑にも来ます♪

ただ作業するだけでなく、周囲をよく見たり、耳を澄ませてみたりすることで、小さな変化に気づけるようになります。

親子で畑に来る機会がある方は、ぜひ「今日は何がいるかな?」と探してみてください。

図鑑を使ったり、スマホで写真を撮ったり、スケッチして記録してみるのもおすすめです。

野鳥の姿をきっかけに、「自然っておもしろい」「また畑に行きたい」と思ってもらえたら嬉しいです。


自然を身近に感じながら、自分の感覚で季節や環境を知る。そんな暮らしの中の“観察力”を育ててくれるのが、畑と野鳥たちです。

これからも、畑で出会う生きものたちと、のんびりと、でも確かな時間を過ごしていきたいと思っています。



【参考】

最後までご覧いただきありがとうございました♡



管理栄養士鈴木ひかりのプロフィールイラスト

管理栄養士 鈴木ひかり


  • 管理栄養士歴15年

  • 元行政栄養士(岡崎市保健所にて勤務)

  • 離乳食相談件数1,800件以上

  • 幼児食相談件数1,700件以上


【子どもの食の困りごと】

偏食、好き嫌い、少食、食べむら、

遊び食べ、噛まない等

様々なお悩みをその子その人に合わせた相談にお応えしています。



とよた女性の起業できますproject.ビジネスコンテスト2022審査員特別賞受賞


豊田市親子食育講座等講師

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©Clair Hikari Suzuki

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