野菜摂取量が多い都道府県はどこ?令和6年国民健康・栄養調査の結果をわかりやすく解説
- 鈴木 ひかり 管理栄養士
- 5月4日
- 読了時間: 6分

管理栄養士 鈴木ひかりです。
毎年11月に国民健康・栄養調査という日本人の健康や食事の現状を見る国の調査があります。
都道府県別の摂取量や現状は毎年報告されるわけではありませんが
令和6年の調査結果で報告されましたので最新版の都道府県別野菜摂取量をお届けします!
愛知県は平成28年で男性が野菜摂取量最下位をとったこともあるのですがめちゃんこ躍進!!
野菜摂取量の都道府県ランキングと野菜をもっと食べるためのコツを
まとめてお伝えしますね♪
ご自身の都道府県の順位、ぜひご覧ください。
MENU
1.野菜摂取量の目標量ってどのくらい?
「健康日本21(第三次)」では、野菜摂取量の目標値は1日350gとされています。
これは聞いたことがある人も増えてきたのではないかと感じます。
ところが、今回の調査では全国平均が258.7g。
男性268.6g、女性250.3gと、どちらも目標に届いていない状況です。
350gというと、どのくらいのイメージか難しいですよね。
生野菜だと大きなボウル1杯分くらい、加熱した状態だとだいぶ少なく見えます。
料理にすると小鉢5皿分と言われています。
「そんなに食べるの…?」と感じる方も多いと思いますが、
コツをつかえば案外いける量です♪(後半で解説しますね)
では都道府県別の摂取量を見ていきましょう⇩
2.都道府県別野菜摂取量(男性)

3.都道府県別野菜摂取量(女性)

4.ランキングを見て気づいたこと
ランキングを見て、いくつか気になったことがあります。
福島・長野・山形などが上位に入ることが多い
これらの地域は冬が長く、保存食・漬物・根菜料理の文化が根付いているところ。
野菜を"日常的に食べる習慣"が昔からあるのかもしれません。
ただ食塩摂取量も多い傾向があります。
男女で1位が違う
男性1位は「福島県」、女性1位は「長野県」。
同じ県でも男女差があるのは興味深いですね。
食事の作り手や食文化の影響があるのかなと思います。
愛知県・北海道・和歌山県は男女ともに下位に
今回の調査では愛知県女性が43位、北海道・和歌山県は男女ともに下位に入っています。
愛知県は平成28年で男性が最下位だったので、そこからすると大躍進!!
女性はあまり順位が変動せず…
ただ、350g食べているのは福島県の男性だけなので、全国的に野菜は食べる必要があるなと感じています。
ただし、ここで大事な注意点を一つ。
今回の調査の精度について報告書に記載がありまして、都道府県の野菜摂取量の順位は、95%信頼区間の幅が平均約24位分の誤差変動があるとされています。
そのため厚生労働省も「都道府県順位は示していない」としているんです。
つまり、今回の記事でご紹介した順位はあくまで参考値。
「うちの県が何位!」と一喜一憂するよりも、全体的な傾向や自分自身の食生活を振り返るきっかけにしていただければと思います♪
5.野菜をたくさん食べるコツ
管理栄養士として現場でよくお伝えしているコツをご紹介します♪
① 汁物に野菜を入れる
みそ汁・スープに野菜を入れるだけで、1食あたり50〜80gの野菜を簡単に追加できます。小松菜・玉ねぎ・にんじん・冷凍ほうれん草など、すぐ使えるものをストックしておくと便利です♪
お得に買えるときに多めに刈って野菜を冷凍しておくのもおすすめです♪
② 加熱してカサを減らす
生野菜だともりもりのお野菜も、加熱すると縮んで量が食べやすくなります。
特に葉物野菜はゆでたり、レンジでチンしたり、炒めたり加熱するとたくさん食べられます☺
③ 重量級の野菜もとり入れる。
かぼちゃ、大根、にんじん、トマトなどの重さのある野菜を取り入れると350g、意外といけちゃいます。
大きさにもよりますが、トマトなら1/2個で80~100gほどあるので手軽にとりやすいです♪
④ 副菜を「プラス1皿」の意識を持つ
1日350gを目標にすると難しく感じますが、「今日の食事に副菜を1品足す」くらいの感覚で始めると続きやすいです。副菜1皿分で、だいたい70g程度になります
⑤ 朝食や昼食に野菜料理を食べる
ではそのプラス1皿をどこで食べるとよいか。
副菜1皿70gと考えると、1日にだいたい5皿の野菜料理を食べるとよいです。
だいたい多くの方が夕食に野菜料理をしっかり食べていますが、朝食や昼食で食べなかったり1皿の時が多いです。
毎食野菜料理を1皿食べていたとしても、3皿、目標には達しませんので、昼食や夕食、朝食や昼食、どこでもよいですが、自分の取り入れやすい食事で野菜料理を2皿分しっかり食べると目標を達成しやすくなりますよ。
最近だとカゴメさんの「ベジチェック」で野菜摂取量が測定できる機会があります。
イベントで測定できるときが多いですが
私の住んでいる豊田市の隣のみよし市のイオンにはスーパーに置いてあります!
定期的に測れるようになり嬉しいです♪
正確な摂取量ではありませんが、参考になるのでいいですねー!

ベジチェックについてはカゴメさんのホームページに詳しくあります。
常設店舗もわかりますので気になる方はチェックしてくださいねー!
令和6年の国民健康・栄養調査で都道府県別の野菜摂取量が明らかになりました。
全国平均は258.7g(目標350g)で、まだまだ不足している状況です。
順位の誤差はありますが、自分の食生活を見直すきっかけにしてみてください。
大切なのは、ランキングよりも毎日の食卓で少しずつ野菜を増やすこと。
できることから始めてみてくださいねー!!
ご覧いただきありがとうございました♡
【参考・出典】
厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査結果の概要」(2025年12月公表) https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001603146.pdf
ご覧いただきありがとうございました♡
ブログの更新をいち早く受け取りたい方は
メルマガにご登録くださいませ。

管理栄養士 鈴木ひかり
管理栄養士歴16年
元行政栄養士(岡崎市保健所にて勤務)
子どもの食事相談数4,000件以上
【子どもの食の困りごと】
偏食、好き嫌い、少食、食べむら、
遊び食べ、噛まない等
様々なお悩みをその子その人に合わせた相談にお応えしています。
とよた女性の起業できますproject.ビジネスコンテスト2022審査員特別賞受賞
GIRAFFES JAPAN2024 セミファイナリスト
豊田市親子食育講座講師
【鈴木ひかりの運営事業】
日々の情報発信はInstagramで行っております





コメント