Instagramで見つけました「岡本よりたか」さん。
無肥料栽培を岐阜県郡上市で行っている方。
今回3回目の講座を名古屋でリアル受講してきました!
*ちなみに2回目の東京講座が延期となったため、実質2回目の講座となりました。
暮らしの自給農2
暮らしの自給農に必要な知恵と知識、
そしてその先にある暮らし
〜循環型菜園のノウハウと自給する暮らしとは〜
ざっくり概要
・調味料を作ってみる
・米麹の作り方
・醤油の作り方
・衣服の自給
調味料を作ってみる。
・菌とのふれあい
・菌について知って健康に暮らすために
・より料理の味を高めるために
・大手企業に頼らない暮らし
米麹の作り方
【材料】
米 2.5㎏ 乾燥米(出来上がり2.7㎏の米麹) 2-7分つき米でもOK
大豆2.7㎏ 黒豆等でもOK
塩 1.35㎏ 天日海塩がおすすめ
種麹8g
【作り方】
1.米を20時間以上1晩水につける
2.米を蒸す
・せいろの中におはじきを敷くのがおすすめ(お米がべたつかない工夫)。
・湯気が出たらふたを開け、余分な水分を出す。
・火は弱めず、40-45分強火で蒸す。
・外が硬くて中がやわらかくなるように蒸す。
3.種切り
・種麹をまんべんなく均等に振る。
・殺菌した木綿の布に蒸したお米を均等にばらまき、麹を振る。
・茶こしで振るのがおすすめ。
・45℃以上だとコウジが死ぬため注意。
4.麹室の準備
・室温32℃ 湿度60~80%の場所を作る。
・発酵器を作る。
→なんでもよい。
プラスチックケース、衣装ケース
米袋・ビニール袋の順に入れて、タオルでぐるぐる巻きにした人もいる。
・熱帯魚用の温度計が便利。
・入れ物を布に包んで発酵させる。
5.繁殖
・40℃を超えてきたら混ぜて温度を下げる。
・3回くらい混ぜると45℃を超えなくなる。
・米の温度は25~45℃程度を維持。
6.仲仕事
・発酵を始めてから25時間経ったら混ぜず、布は開けずに残り20時間発酵させる。
7.出麹
・合計45時間経ったら冷まして完成。
この米麹に塩を混ぜ、ゆでた大豆をつぶして混ぜてたるに入れて熟成させれば味噌になる。
醤油の作り方
【材料】
小麦 4.7㎏ 大豆・玄米などでもよい。(玄米だと甘みが強くなる)
大豆 4.5㎏ 黒豆等でもOK
塩 4㎏ 天日海塩がおすすめ
水 11.3ℓ 湧き水
種麹 6g 通常3gだけど多めが安心
*脱脂大豆で作る醤油があるが、美味しくない。
大豆には油が含まれ、発酵過程が短いと油が残り、
これが醤油に残ると油が酸化してよろしくない。
発酵過程が長いとリパーゼ(油分解酵素)に油が分解されうま味に変わる。
絞るときに油が出ない。
【作り方】
1.大豆を浸水
2.小麦を炒る
・小麦を入れるのは納豆菌を繁殖させないため。
・大豆に水分があると納豆になる。そのため、水分を奪うために小麦を入れる。
3.小麦を製粉する
・少し塊があるとイイ。
4.小麦と種麹を混ぜる
5.大豆をゆでる
・2時間ぐらいゆでる。
・味噌と違って少し硬いぐらい。つぶれない程度のかたさに。
6.麹室の準備
・米麹と同じ
7.大豆と小麦粉を混ぜる
・大豆が覚めてから混ぜる。
・45℃以下
・冷めすぎてはダメ。
8.発酵
・ここが一番難しい。
・納豆菌が繁殖しないようにする。
・納豆菌は36℃で一番繁殖しやすい。そして120℃でも生きる最強の菌。
・大豆が32℃くらいで麹室に入れ、コウジカビを一気に繁殖させる。
・40℃を超えてきたら混ぜて温度を下げる。
・発酵を始めてから25時間経ったら混ぜずに布を開けて残り40時間発酵させる。
9.塩水を入れる
・合計65時間経過したら冷まして塩水を入れて18か月間時々混ぜながら熟成させる。
10.絞る
・塩分17%になるようにお湯を足しながら木綿の布袋に入れて手で絞る。
11.火入れ
・火入れしなければ生醤油。冷蔵保存。
・90℃まで加熱して火を止めて1週間。
・そうするとたんぱくが沈むため、上澄みを使う。
服の自給
・ファストファッションの墓場を見てみるとよい。
・服は植物から作れるし、染める色も植物からとれる。
和綿
日本は雨が多いため、綿が下向きに付くため、大きく育たない。
リネン
亜麻や苧麻からつくる
藍染
虫に食われない。
蓼藍は水はけのいいところが好き。
100日70℃で発酵させて色染めをする
日本茜
オレンジ色、赤色、黄色と染める回数に応じて色が変化して面白い。
*服の自給となると結構大変。量が必要。
*化学繊維でない自然のものを作った服作りに挑戦していく
質問
・移住するなら移住者を受け入れる仕組みがあるところがよい。
移住プログラムがしっかりあるところ。
・自給する場所は何も農地でなくてもよい。
家庭菜園は宅地や雑種地でもできる。
・お金を稼ぐ術は別が良い。
自分ができることをやる。
お金は好きなことをやってお金に換える。
食べ物は労働で自分で作る。
・種の保存
①水分②光が当たらない③温度がポイント。
瓶に種を入れ、シリカゲルなどの乾燥材を入れ、冷蔵庫に保存がおすすめ。
小さい種なら10年ほどもつ。かぼちゃやマメ科など大きい種は3-5年。
年数がたつほど発芽率は下がる。
講話の内容はこんな感じです。
この「Soil mag.」
自費出版とのこと。
岡本さんのインタビュー記事が掲載とのこと。
Amazonではもう定価で購入できないとのことだったので
会場で購入!
そしてサインいただきました!!
写真も!!
ありがとうございます!!
まだちらっとしか読んでいませんので
感想はまたの機会に。
いろいろな方の自給について書かれています♪楽しみ♪
米麹、自分で作れるかもしれない。
そんな気になりました♪
いや、実際作れるんですけれども、やってみたい。
そんな気持ちです。
それには準備がいりそうなので、検討してみます。
種麹屋は全国で7社。
そのうち1社は豊橋にあるとのこと!!
知らなかった!!
1泊2日で学ぶプログラムもあるみたいですね!!
受講したいけれど、娘が一人で寝れるようになるまでは難しいですね…
衣服の話で
石徹白洋品店のたつけ。
直線縫いで布の無駄が少なく縫える。
布の自給は難しそうだけど、
生地を用意して直線縫いで作る、そんな服を作ってみてもいいなと思いました。
そのためにはミシンを修理せねば…
次回は延期になっていた東京講座。
自給農の実現に向けてのお話し。
急遽オンラインライブ受講が難しくなったため、今から録画受講します!!
ご覧いただきありがとうございました☺
管理栄養士鈴木ひかり
“食”べる力を“育”てる
ゆる楽ごはんで家族みんな“健幸”に
食のリテラシーUP↑
親子で学ぶ食の学校に向けて準備中
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