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執筆者の写真鈴木 ひかり 管理栄養士

【記録】暮らしの自給農1を受講して



Instagramで見つけました「岡本よりたか」さん。

無肥料栽培を岐阜県郡上市で行っている方。


自分が畑を開墾し始めて、いろいろ勉強し始めて気づきました。

「自然栽培」「自然農」という言葉はあるが…

なんと定義がない!!

少し曖昧なんです。


そんなことを調べているうちに見つけた岡本さん。

郡上の圃場で無肥料栽培や種とりを教えてらっしゃる!!

興味ある!!

と思ったものの、今の私にはなかなかの高額&すでに申込終了…

前年と思っていた矢先、3回単発講座でオンライン&リアルのハイブリッド開催!!

これはもう受けるしかないと思い申し込み!!


早速1回目を録画で拝見しましたー!!


ここから先は

暮らしの自給農①

なぜ“暮らしの自給農“が自分を守る最良の方法なのか⁈

〜今後の社会の行く末と自給農が大切な理由〜


の内容になります。


・食糧危機

・無肥料・無農薬で育てる

・種とり

・自給という暮らし方


畑もってないし…

育てるとか興味ないし…

という方でも参考になる内容だったと思いますが、

興味がない方は飛ばしていただいて構いません。


ちょっと気になる…

興味ありあり!!

そんな方はぜひご覧ください☺



 

食料不足は現実来ている。

・そんな中お米は値下がり中。

・肥料が日本に入ってこない問題。

・肥料に大事な栄養はリン・カリウム・窒素。

・リンはアメリカから輸入していたが、アメリカは肥料枯渇に備えて輸出を渋り始めたため、現在は中国から輸入するようになってきた。

・カリウムはロシアから輸入している。

・窒素は中国から。

・種も輸入していることが多い。タキイも種は海外から輸入していることがほとんど。

・種を採るのを嫌がる理由は、種を採るためには広い畑かハウスが必要。

 品種が混ざってしまわないようにしなければいけないのです。


食料不足の備えチェック

  • 食料不足は期間限定ではない

  • 大量の備蓄をするのは現実的ではない(米以外)

  • 肥料を使用しない自給的農業の必要性

  • 略奪が起きないような地域コミュニティが必要

  • 助け合う仲間の存在・譲り合える関係を作っておく

→食糧不足に備えて備蓄をという人もいるけど。現実無理。

 米・麦・大豆は冷蔵保存が望ましい。

 電気が途絶えたらどうする?


→なので作り続けるのが現実的。



無肥料・無農薬で食材を育てる学びの畑

種🌱→8割遺伝子・2割環境で育つ。

育てたものの種を採ることで、種にその土地の環境を覚えさせることができる。

畑を持たない人はプランター栽培でOK


土に植える

育てる

種を採る


この1サイクルを経験すること。

プランターでもこれらの育てる知識が付く。

元気に育つ、枯れた、病気になった、虫に食われたetc…

まずは知識を身に付けることが大事。

そして育てて自分で知識・情報をアップデートしていくこと。


今YouTubeでもいろいろ情報を勉強できる。人に聞くのもOK!

でもそこから自分のやり方を見つけていく・決めていく

自分軸を作っていくこと。


【種とりワークショップ】

・採種が当たり前にできるように

・基本熟してからとる。

・トマトはゼリーに発芽抑制物質があるため、よくふいてゼリーを取り除く。

・種苗法もあるので、新品種は注意が必要。(種とりできない)


さてどう生きる?

  • 使い捨てのものは使わない。

  • 商売優先の施設は利用しない

  • 生きるヒントは自然の中に探す

①お金と経済を考え直してみる

②自給という暮らしを少しでも実現してみる。


お金と経済

  • お金は実体がない。信用。

  • お金と食べ物を切り離して考える。

  • お金が0円でも食べる状況を作る

  • そこからやりたいことをやるとお金が回っていく。

お金はネガティブだと入ってこない。

ポジティブだと入ってくる。

そして使わないと入ってこない。

お金を価値の変わらないものに変えていく。


自給という暮らし方

・白米のでんぷんの部分をいただき、それ以外は土に還す。

・玄米だとビタミンミネラル食物繊維など、白米と比べると栄養が多く含まれるが、

 ビタミンやミネラル・食物繊維は野菜などお米以外から摂っていけばよい。


暮らしの自給農

「移住」という手段は、生き方暮らし方を変える。

しがらみから離れることができる。

しがらみとは

自分が作った柵。

このしがらみをとると流れ出す。


都会の中では自給ができない。

移住したらおどおどせず、周りが過干渉でも自分の意思をはっきりさせる。

自分軸をしっかり持つことが大切。


田んぼが地球温暖化につながるという意見がある。

水田がメタンガスを発生し、それが温暖化につながると言われているが…

それは今のやり方だとメタンガスが発生する。

昔ながらの田んぼであれば、草むしりをしたり、水を抜いて中干しをする。

そうすると土の中に嫌気性菌が減り、メタンガスの発生が抑えられる。

しかし、今は除草剤をまいて草むしりの手間を省いたり、中干しない人が増えてきた。

そのためメタンガスの発生が増えている。


持ち家は売却すればいい。

自給できる家を見つけることは結構簡単。

2拠点生活でもいいから始めてみるとイイ。

古い家を利用する。

100年経った家は100年住める。新しい家は使い捨て。

食べ物に囲まれた暮らしが安心を与える。

職人が作る道具との暮らし。

長く使える道具を探す。


自然農法は水が大事。


仲間づくり。

・合わない人とはやらない。

・反対意見はいらない。

・意見の合う人とだけやる。


 

講話の概要はこんな感じです。

岡本さん、すごく素敵な人だと感じだのは

  • 自然農法の定義が難しいと言っていた。

  • 慣行農法を否定していない。

  • そのうえで無肥料栽培の良さを訴えている

インターネットですが、自然農法や自然栽培、ことばはいろいろあるけど、

どう分類されるの?同じ?と調べていると結構定義があいまいだなと感じていたら

岡本さんは定義するのが難しいから自分は自然農法とは言わないと言っていて

「おぉ!!!」と感じたこと。


結構自然派な方だと農薬や化成肥料を使用した慣行農法を否定しがちなのですが

否定せず、「慣行農法の良さはある」と一言だけさらっと仰っていて

それだけで私の中で信頼度アップ!!

人って自分とは異なる考えの人を敵とみなして攻撃しがちなのですが

そういうわけではなく、それを知った上で自分がおすすめする自給農を伝える、

そんな岡本さんがすごく素敵です、と思った次第です。


本当は11日にも2回目の講座を開催予定でしたが、岡本さんの体調不良により21日に延期。

19日に名古屋でリアル受講。

ハードスケジュール。

大変かと思いますが、受講する私は楽しみです♪



 

管理栄養士鈴木ひかり


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